2022年11月10日
リオハのワインは13世紀後半には早くも輸出され、ビルバオやサンタンデールから出荷され、主にオランダやイギリスに売られ成功を収めました。
そして、その品質を保証するために、1560年にはリオハ以外で栽培されたブドウの使用は禁止され、ワイン生産が規制されました。さらに、ワインは定められた規定の容器で輸送されることになり、その容器には産地を保証するための印が押されることになったのです。
リオハと他のスペインワインについて、もっと知りたいと思った方は、来月開始の『Spanish Wine Scholar』をぜひご受講ください!
著者紹介
Ettore Donadeo(エットレ・ドナデオ)
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WSET認定 Level4 Diploma
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Wine Scholar Guild Bourgogne Master-Level
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DWG認定ドイツワイン上級ケナー
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JSA認定 ワインエキスパート
アンコナ、マルケ州、イタリア生まれイタリア育ち。使用言語はイタリア語・英語・フランス語・関西弁。イタリアの大学で日本語学科を専攻。大学時代に1年間日本に交換留学した際に日本文化に魅せられ、卒業後2008年に再来日。日本とイタリアをつなぐ仕事がしたいと思い、ワイン業界へ転身。WSET Level2からワインの勉強を始め2017年にDiplomaを取得。2017年までワイン専門の酒屋で経験を積み、その後キャプランワインアカデミーに入社。