2022年12月15日
リオハは赤ワインで有名ですが、白のリオハを飲んだことがありますか?
リオハの伝統的な白ワインのスタイルは、オークで長期間熟成され、第二、第三のアロマを多く含み、リッチで複雑なスタイルを見せていました。しかし今日、リオハのフレッシュなワインはますます重要性を増しています。近年、白ワインの生産量は増加し、国内および輸出市場で人気を博しています。
白ワインの主要品種はヴィウラで、伝統的なスタイルと新しいフレッシュなスタイルの両方のワインを造っていますが、マイナーな品種も発見する価値があります。例えば、テンプラニーリョの突然変異種であるテンプラニーリョ・ブランコや、花やトロピカルフルーツの香りがするマトゥラーナ・ブランカなどがあります。これらの品種のワインは日本ではなかなか手に入りにくいですが、販売されています。もし見かけたら、ぜひ買ってみてください。
著者紹介
Ettore Donadeo(エットレ・ドナデオ)
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WSET認定 Level4 Diploma
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Wine Scholar Guild Bourgogne Master-Level
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DWG認定ドイツワイン上級ケナー
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JSA認定 ワインエキスパート
アンコナ、マルケ州、イタリア生まれイタリア育ち。使用言語はイタリア語・英語・フランス語・関西弁。イタリアの大学で日本語学科を専攻。大学時代に1年間日本に交換留学した際に日本文化に魅せられ、卒業後2008年に再来日。日本とイタリアをつなぐ仕事がしたいと思い、ワイン業界へ転身。WSET Level2からワインの勉強を始め2017年にDiplomaを取得。2017年までワイン専門の酒屋で経験を積み、その後キャプランワインアカデミーに入社。