2021年2月1日
キャプラン株式会社
キャプラン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 石田 正則)のワインアカデミーは、世界的なワイン教育機関「WSET®(※1)」の認定校として、日本初となるスピリッツ(蒸留酒)を学ぶ講座『WSET Spirits Level 1 <Beginner Course>』を3月に開設いたします。
2019年度(令和2年3月)に国税庁が発表した国内酒類消費量は、酒類全体では減少傾向にあるものの、ハイボールブームによるウイスキー消費量や缶チューハイ、缶カクテルなどのRTD(Ready to Drink)飲料市場の拡大でスピリッツ(蒸留酒)の消費量や伸び率は、近年、増加傾向にあります。さらにコロナ禍による家飲み(巣ごもり飲酒)需要がこの消費を後押ししています。
キャプランでは、このような消費者の嗜好の多様化やライフスタイルの変化を受けて、2017年5月開設の日本酒講座『WSET SAKE講座』に続き、WSETロンドン本校で先行開始されていたスピリッツ(蒸留酒)講座『WSET Spirits』を2021年3月に日本で初めて開設いたします。
『WSET Spirits Level 1 <Beginner Course>』講座では、スピリッツ(蒸留酒)の業界関係者はもちろん、スピリッツに興味をお持ちの方、スピリッツに関する予備知識がほとんどまたはまったくない初心者の方を対象に、生産方式やスピリッツの主な種類、スピリッツの保管、サービスに関係する主要な原則等を学びます。さらに将来的には、『WSET Spirits』の上位コースとなる『WSET Spirits Level 3』で、日本の「焼酎」や「泡盛」についても学べる講座を開設する予定です。
和食がユネスコ無形文化遺産に選ばれたことや、2020年2月に日本酒造組合中央会が発表した10年連続で清酒輸出総額が過去最高を更新している事実からも分かるように、海外での和食や日本酒への関心の高まりは自明であり、本講座の開設は、スピリッツ(蒸留酒)の一つである日本の「焼酎」や「泡盛」も広く世界で紹介される機会になると業界関係者からも注目されています。
キャプランは、ワイン、日本酒、スピリッツ(蒸留酒)を学ぶ本事業を通じて、個人の豊かな生活を応援するとともに、グローバルに活躍するビジネスパーソンや訪日外国人へ対応する方々など、日本の魅力を世界へ発信できるグローバル人材の育成を目指してまいります。
『WSET Spirits Level 1 <Beginner Course>』概要
【 WSET Spirits Level 1(英語のみ)】
- 受講料
-
29,000円(税別)
- 日時
-
-
全1日(認定試験含む)
全1日(認定試験含む)
-
- 講座内容
-
-
スピリッツ生産の基本原則
-
スピリッツの主な種類とスタイル
-
スピリッツの給仕方法
-
スピリッツの風味に影響を与える要因
-
WSET Level 1 Systematic Approach to Tasting Spirits(SAT)を使用してスピリッツを説明する方法
-
- 定員
-
24名
- 講師
-
Ettore Donadeo (WSET認定 Level4 Diploma)
- 会場
-
キャプラン株式会社 ワインアカデミー
東京都港区南青山 3-1-31 NBF南青山ビル 2階
- お申し込み
お問い合わせ -
キャプラン株式会社 キャプランワインアカデミー
キャプランワインアカデミーについて
キャプランワインアカデミーは、1995年1月に設立。世界70カ国以上、年間約108,000人が学ぶ世界基準のワイン教育機関WSET®の日本最大の認定校としてワイン講座をLevel1~4まで体系的に学べます。現在、最高位のLevel4 Diplomaを日本で受験できるのはキャプランワインアカデミーのみ。Diploma資格の保有者は世界で約10,000名、キャプランワインアカデミーが輩出した合格者は、67名にのぼります(2021年1月現在)。
2018年にはその実績が評価され、全世界で700校以上あるWSETの認定校の中から『WSET Educator of the Year 2018』ファイナリストに選出されました。
チーズやシャンパーニュ、日本酒、日本初となるイタリアワイン専門講座「Italian Wine Scholar™(IWS) Program」などの講座も開講しています。