2008年11月20日、APEC人材養成国際フォーラム参加者の皆様がキャプランを見学されました。ビジネスマナー体験レッスンを交えた見学は大変好評で、多数のコメントをいただきました。
また、私たちにとっても、コミュニケーションの大切さ、コミュニケーションスキルとしての『マナー』の重要性に国境がないことを再確認する貴重な体験となりました。
参加者からのコメント
(フォーラム全体のコメントより抜粋)
-
見学先が素晴らしかった。特にキャプランは日本が技術だけで発展しているのでは無いことが良く分かった。 【アメリカ】
-
プロバイダーとしてキャプランを初めて見学したが、日本らしいプロバイダーの一つだと思った。日本の社会では必要不可欠なものである。【チリ】
-
技能・技術だけでは無いスキルも日本人は大切にし、また、キャプランのような企業の活動があるからこそ日本人は信頼されているのであろう。 【ペルー】
-
ソフトスキルのプロバイダーを見学したのは初めてだった。模擬授業など参加者の興味を惹く良い内容だった。 【ニュージーランド】
-
見学先、特に民間プロバイダーでの参加型の見学は初めての事であり、非常に面白かった。マナーも大切な技能になり得ると知った。 【ペルー】
-
今後フォーラムをより改善する提案として、『キャプラン見学を増やす。』
同時通訳者の方からもコメントをいただきました
3日間のフォーラム最後のコメントで、アメリカ、ニュージーランド、中国、カナダのプレゼンテーターの方々が、キャプランでの研修体験は素晴らしかったと述べていらっしゃいました。最後のレセプションでも、皆さんが学ばれた名刺交換の作法を実践しておられました。 私自身もこういう国際交流の仕事に長年携わっておりますが、こういう反応はなかなか無いことと思います。
APECについて
APEC(アジア太平洋経済協力)には、首脳会議の他、閣僚会議、高級事務レベル会合、委員会、ワーキング・グループなどの組織が設けられ、活動しています。
教育分野については、人材養成ワーキング・グループが設置され、教育政策上の様々な課題に関する調査・研究などを行っています。
人材養成国際フォーラムとは
厚生労働省・(財)海外職業訓練協会が主催し、人材養成に関するテーマについて、APEC域内の職業能力開発を担当する行政官、企業での人材育成の担当者や有識者を招き、意見と経験の交流を図ることを目的に開催されています。
2008年度は、テーマを「在職者訓練における職業訓練プロバイダーの役割」として11月19日~21日の3日間開催され、APEC域内21の国・地域から約70名が参加、事例発表や施設見学が行われました。
キャプランの見学は、フォーラム第2日目、15:45~17:30のプログラムとして行われ、16ヵ国から23名の方々にご参加いただきました。
デモレッスンに参加いただきました!
キャプランのビジネスマナー研修を体験していただきました。インストラクターの説明は、同時通訳で英訳します。 歯切れのいいインストラクターの話に、通訳がテンポ良く付いていき、受講する皆さんもうなずきながら進んでいきます。
1分間スピーチに続いて、日本文化の一つである『おじぎ』の仕方をレクチャーしました。 おじぎの持つ意味を説明した後、インストラクターが見本を示し、その後皆さんに実践いただきました。
受講生のお1人が1分間スピーチをし、それをビデオで撮影して、自分がどのように見えていたのかチェックします。
インストラクターが、ユーモアを交えながらもテキパキと的確なアドバイスをして、教室は大いに盛り上がりました。
最後は名刺交換です。2人一組となり、お互いに名乗った後で名刺を交換する、一連の動作を実践いただきました。 短時間ではありましたが、文字通り体験型の授業に、皆さん、楽しそうに参加してくださいました。